尾州最古の毛織メーカー。 HISTORY

150年以上続く歴史

KUNISHIMAの前身である国島商店が創業したのは1850年です。
尾州の中心地(現在の一宮市)で、創業者・国島武右衛門は「西洋の圧迫に直面していた日本の未来を
経済力で切り拓こう」という想いをもとに織屋業をはじめ、問屋業、金融業など多角営業を図っていました。
1924年(大正13年)には製織部門を分社化し、「国の内外に発展する」という願いを込め、
中外毛織株式会社を設立しました。問屋機能にメーカー機能も加わり、
これが現在のKUNISHIMAの源流となっています。さらに1965年には、イタリアの企業と技術提携・
姉妹会社提携をスタートさせ、海外展開にも取り組んできました。
2020年には、社名をKUNISHIMAに変更し、「生地で世界をやさしくしたい」を新たなスローガンに掲げました。
従来の生地メーカーという役割にとどまらず、生地と装いを通して人々がつながり気持ちが通じ合う、
そんなやさしい世界を生み出していきます。

KUNISHIMAの前身である国島商店が
創業したのは1850年です。尾州の中心地
(現在の一宮市)で、創業者・国島武左衛門は
「西洋の圧迫に直面していた日本の未来を
経済力で切り拓こう」という想いをもとに
織屋業をはじめ、問屋業、金融業など
多角営業を図っていました。

1924年(大正13年)には製織部門を分社化し、
「国の内外に発展する」という願いを込め、
中外毛織株式会社を設立しました。
問屋機能にメーカー機能も加わり、これが
現在のKUNISHIMAの源流となっています。
さらに1965年には、イタリアの企業と
技術提携・姉妹会社提携をスタートさせ、
海外展開にも取り組んできました。

2020年には、社名をKUNISHIMAに変更し、
「生地で世界をやさしくしたい」を
新たなスローガンに掲げました。
従来の生地メーカーという役割にとどまらず、
生地と装いを通して人々がつながり
気持ちが通じ合う、そんなやさしい世界を
生み出していきます。

年表

  • 1850

    初代国島武右衛門が
    尾西市北今村にて機屋業創業

  • 1919

    株式会社 国島商店を
    中島郡起町に設立

  • 1921

    一宮市下浦町に支店 開設

  • 1924

    直営工場 中外毛織株式会社
    分社設立

  • 1930

    尾張一宮駅前(栄町)に一宮支店
    新築移転

  • 1944

    国島株式会社に改称

  • 1948

    東京営業所 開設

  • 1949

    大阪営業所 開設

  • 1951

    名古屋営業所 開設

  • 1954

    商標「CKK」を登録

  • 1965

    ビンセンツォ・リロイヤ(イタリア)と
    技術提携

  • 1967

    高松宮殿下
    中外毛織株式会社一宮工場 御台臨

  • 1968

    ポール・ポークレー(フランス)と
    技術提携

  • 1970

    ディビッド・ウィルキンソン(イギリス)
    と姉妹会社提携

  • 1971

    中外毛織直販株式会社 設立

  • 1973

    株式会社 東京ベルダム 設立

  • 1975

    コンテール株式会社 設立 / 
    スルザー製 織機12台を
    初めて設置 / 
    IBMデータプロセシングシステム導入

  • 1981

    中外毛織株式会社 と
    国島株式会社 が合併し、
    中外国島株式会社 となる

  • 1985

    尾西市三条にCPC事業部発足

  • 1987

    スルザー製 織機100台突破

  • 1991

    エアージェット織機導入

  • 1995

    上海中外国島毛織有限公司 設立

  • 1996

    本社ビル完成

  • 2000

    創業150周年を迎える

  • 2002

    パリ・プルミエールヴィジョン展に
    日本から初出展

  • 2004

    株式会社 クインスタイル設立

  • 2008

    経済産業省・中小企業庁より
    「元気なモノ作り中小企業300社」に
    選ばれる

  • 2018

    中外国島コンセプトテーラー
    (オーダースーツ店舗)オープン

  • 2020

    国島株式会社に社名変更

詳しい年表を見る
一宮支店
(昭和5年頃)
一宮支店
(昭和5年頃)
一宮支店
(昭和5年頃)
一宮支店
(昭和5年頃)
詳しい年表を見る

日本最大の毛織産地尾州

尾州とは、愛知県一宮市を中心として羽島市から名古屋市や江南市などを含む広い範囲を指します。
木曽川流域の豊かな自然に恵まれ、絹・綿・ウールなど時代に合わせて素材を変えながら、繊維の一大産地に発展してきました。
濃尾地震(1891年)を機に毛織に転換し、現在では国内で生産される毛織物の約8割を担っています。
そんな尾州には、毛織の中小専門工場が集積しており、糸加工、染色、整理、修正など各工程の高度で洗練された技術があります。

尾州とは、愛知県一宮市を中心として
羽島市から名古屋市や江南市などを含む
広い範囲を指します。木曽川流域の
豊かな自然に恵まれ、絹・綿・ウールなど
時代に合わせて素材を変えながら、
繊維の一大産地に発展してきました。
濃尾地震(1891年)を機に毛織に転換し、
現在では国内で生産される毛織物の
約8割を担っています。そんな尾州には、
毛織の中小専門工場が集積しており、
糸加工、染色、整理、修正など
各工程の高度で洗練された技術があります。

尾州について 尾州について

高度な技術

多数の中小専門加工場は、それぞれの得意な織物・得意な加工に特化しており、
特徴ある製品を送り出しています。

多数の中小専門加工場は、それぞれの
得意な織物・得意な加工に特化しており、
特徴ある製品を送り出しています。

商品の多様性

多数の特徴ある加工場に加え、さまざまな糸の組み合わせにも挑戦し、
親機は相互に切磋琢磨しつつ多様な商品を企画生産しています。

多数の特徴ある加工場に加え、
さまざまな糸の組み合わせにも挑戦し、
親機は相互に切磋琢磨しつつ
多様な商品を企画生産しています。

日本一の軟水

毛織物の柔らかな風合いを生み出すのに、使用する水の硬度は低ければ低いほど有利です。
尾州にとって実に幸運なことに、軟水の国日本にあっても木曽川の水の硬度は特に低く、
かつ産業用途に使えるだけの水量があります。

毛織物の柔らかな風合いを生み出すのに、使用する水の硬度は
低ければ低いほど有利です。尾州にとって実に幸運なことに、
軟水の国日本にあっても木曽川の水の硬度は特に低く、
かつ産業用途に使えるだけの水量があります。

毛織物の柔らかな風合いを生み出すのに、
使用する水の硬度は低ければ低いほど有利です。
尾州にとって実に幸運なことに、軟水の国
日本にあっても木曽川の水の硬度は特に低く、
かつ産業用途に使えるだけの水量があります。

専用インフラ

尾州では、繊維産業専用の下水処理システム「特水」をもつほか、
統合生産管理システムである「尾州ネット」など、産地としてのインフラ開発が進んでいます。

尾州では、繊維産業専用の下水処理システム「特水」をもつほか、
統合生産管理システムである「尾州ネット」など、
産地としてのインフラ開発が進んでいます。

尾州では、繊維産業専用の下水処理システム
「特水」をもつほか、統合生産管理システムである
「尾州ネット」など、産地としての
インフラ開発が進んでいます。